スマート農業 〜 衛星やドローン、センサーを活用したリモートセンシング技術

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スマート農業 〜 衛星やドローン、センサーを活用したリモートセンシング技術

トマトを栽培しているビニールハウスにセンサーやモニターを設置するだけで、トマトの生育状況に合わせた栽培管理ができ、AIが適切な収穫時期を判断する。ドローンが圃場を飛ぶだけで、生育状況や害虫被害をモニタリングでき、農薬散布などの対応ができる。そうやって蓄積された解析データはより効率的な農業を目指し、新しく農家を目指す人への教育プログラムにも活用されています。

シリーズ5回目となる今回は農業の効率化・省力化につながる、センサーやドローン・衛星を利用した「センシング技術」「リモートセンシング技術」を特集します!

農家の安定経営につながるセンシング技術ってなに?

例えば、センシング技術を活用しながら農作物の害虫対策を行って収穫量が増え、適切な追肥によって生育状況のムラが減り品質が上がると、農作業の手間と施肥コストを削減でき、高収益作物として収益力を向上させることができます。それでは農家の負担を減らし、生産性がアップできるセンシング技術とはどんなものでしょうか?

センシング技術とは、ビニールハウスや圃場に専用のセンサーやカメラを設置して、温度や湿度・日射量・照度・CO2濃度・土壌水分などのデータを遠隔地から確認・分析できるようにする技術です。わざわざ圃場まで見に行かずに農作物の状況が確認できるので、見回り作業時間の削減や省力化が期待できます。さらにAIを駆使することで、育成状況から収穫時期を判断したり、収穫量を予測することも可能です。

水田の排水管理といった⽔管理システムも、センシング技術のひとつです。スマート農業シリーズ4回目でご紹介した自動運転のトラクターや田植え機と組み合わせると、より広範囲な作付けや生育管理、収穫作業が可能になります。農家の作業効率が上がり、生産量が増えると、日本の食料自給率に改善にもつながります。

また、センシング技術とAIを組み合わせることで、適切な収穫時期になった農作物から順番に収穫することもできます。農作物の生育状況が分からずに、熟れる前に収穫してしまったり、反対に熟れ過ぎてしまうなんてことを減らし、フードロスも減らすことができるのです。

ドローンや衛星を駆使するリモートセンシング技術

ドローンや衛星を活用したリモートセンシング技術も、スマート農業で注目されている分野です。ドローンに搭載した特殊カメラや衛星が撮影した圃場の画像データと、専用のセンサーから収集した情報を組み合わせることで、より精度の高い生育状況解析が可能です。生育状況が悪い農作物にピンポイントで施肥ができたり、各種センサー情報をデジタルデータとしてクラウドに集約して解析することで土壌環境制御も可能になりました。

すでにドローンによる生育状況センシング技術や、温室内環境遠隔モニタリングシステム、収穫適期マップ、病害虫などの異常検知、灌水施肥自動化養液土耕システムなどのサービスが提供されていますが、開発企業の努力によってさらに進化を続けています。今後は集積されたデータの分析や活用を通じて、より正確な予測ができるようになり、ベテラン農家の技術継承も進むことが期待されています。

畜産分野でも進むセンシング技術

センシング技術は畜産・酪農分野でも進んでおり、牛にセンサーをつけて活動量などの生体データの収集したり、疾病兆候の検知、飼育環境データの活用が行なわれています。世界で注目されている「アニマルウェルフェア」の観点からも、スマート畜産は人々の関心が高い分野です。最近では乳牛の放牧をドローンとAIで行う「スマート酪農」の実証実験も発表され、今後のセンシング技術の進化に目が離せません。

アニマルウェルフェアとは
アニマルウェルフェア(Animal Welfare)とは、感受性を持つ生き物としての家畜に心を寄り添わせ、誕生から死を迎えるまでの間、ストレスをできる限り少なく、行動要求が満たされた、健康的な生活ができる飼育方法をめざす畜産のあり方です。欧州発の考え方で、日本では「動物福祉」や「家畜福祉」と訳されています。

出典:一般社団法人 アニマルウェルフェア畜産協会

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