「 自分の足のサイズがわからない 」
「 ネットで購入したら、サイズが合わなかった 」
「 好きな靴なのに、サイズ感が合っていない気がする 」
こんな経験ありませんか?最近ではネットショッピングを活用されている方も多いと思いますが、せっかく購入した靴のサイズが合わなかったらショックですよね。なぜこんなことが起きるのでしょうか。
それは、自分の足の正確なサイズを知らなかったり、このサイズだと思い込んでいることが原因のひとつなのです。試着したり購入した靴のサイズから、自分の足のサイズはこれくらいだ、と思っている方も多いのではないでしょうか。そうではなく、自分の足のサイズから靴のサイズを選ぶために、自分の足のサイズを正しく測定することが必要です。
これまで足のサイズを測ったことがない方でも、自宅でカンタンに正しく測定できる方法をご紹介します!
足サイズの測り方のポイント
1. 足を測る場合は裸足が基本!
普通の綿ソックスだと足長は1.5mm、足囲は5mm増加することがあります。普段よく履く靴下がある場合は、裸足の場合と靴下を履いた場合の2パターンで測ってみましょう。
2. 両足を開き、水平な場所で測る
両足を肩幅の広さに、並行に足を開き、水平な場所で直立します。
両足に均等に体重を乗せて、指先を十分に伸ばします。
両手は自然にまっすぐ伸ばし、目線はまっすぐ前を向きましょう。
3. 左右がちがう場合は大きい方に合わせる
必ず両足のサイズを計りましょう。
それでは早速、自分の足のサイズを測定してみましょう。
足長(そくちょう)の測り方
足長は、足のサイズのことです。かかと部の中心点(出っ張っている部分)と、第二趾(示趾(じし)、足の人差し指)の中心点を結ぶラインを基準とし、かかとから一番長い足指(ゆび)までの長さを測ります。
測定時に正しい姿勢を保つため、出来るだけ他の方にお願いして計測してもらうと良いですよ。ひとりで測定する場合は、両足に均等に体重をかけて測るように気をつけてくださいね。
なお、足のサイズは測定する日や、朝と夕方など時間帯によって変わったり、体調によっても微妙に変わることがあります。ここで測定したサイズは、あくまで目安として参考にしてください。
用意するもの
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- 足が収まる大きさの紙 2枚(両足分)
- 鉛筆やボールペンなどの筆記具
- 定規(30cmくらいあるもの)
- 本、または空き箱
足囲(そくい)の測り方
足囲は、靴幅(足の太さ)のことで、足を取り巻く長さです。第一趾(母趾、足の親指)の付け根部分(関節の一番出っ張っている部分)と、第五趾(小趾、足の小指)の付け根部分(関節の一番出っ張っている部分)に、メジャーやヒモを一周させて長さを測ります。
用意するもの
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- メジャー、またはヒモ
* ヒモを使用して測定するときは定規もご用意ください。
- メジャー、またはヒモ
測ったら、サイズ表から正しいサイズを確認
靴は多数の人を対象に、一定の規格に基づいて作られてます。その規格がJIS規格です。
日本の靴サイズはJIS規格(日本工業規格、JIS S 5037 : 1998 )によって、足長と足囲、または足長と足幅の2カ所の寸法で、男性用・女性用・子ども用の3種類のサイズ表が規定されています。足長と足囲を測ったら、JIS規格の靴サイズ表で正しいサイズを確認してみましょう。
* 12歳以上の方は女性・男性用、11歳以下は子供用で確認してください。

表の左の縦列が「足長」です。横列にある「A、B、C…」のアルファベットの下に示される数値が「足囲(または足幅)」です。測定値の近似値を読み取ります。
① 足長の測定値が 24.9cmの場合、近似値 25cmで確認します
② 足囲の測定値が 247mmの場合、近似値 249mmで確認します
③ 自分に合う靴のサイズは、25EE だとわかります
靴のサイズ表記で「25EE」とあったら、その靴の足長を①で、足囲を③から②で確認しましょう。
とはいえ、靴のサイズ表記はあくまで目安となる参考値です。測定した足のサイズと靴のサイズが同じでも、骨格や肉付きによって、さらには靴のデザインや素材によって、サイズが変わることがあります。ぴったりサイズが好きな方や、ゆったりサイズが好きな方もいらっしゃるので、フィット感にも個人差があります。
靴を購入するときは、しっかりと試着して、自分の足に合っているか確認することも大切です。
また、海外の靴はサイズの表示方法が異なりますので、注意してくださいね。
男性用サイズ表(12歳以上)

女性用サイズ表(12歳以上)

子ども用サイズ表

お気軽にご相談ください♪
試着せずにサイズを見るだけで購入することに抵抗のある方は、ぜひクロスワーカー店舗で試着してみてください!サイズ表示だけで合う合わないを判断するのではなく、クロスワーカー店員が使用用途などをお伺いしながらご提案することもできます。