【 STOP!熱中症 】職場でクールワーク!熱中症予防対策を万全にしましょう

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各地で「梅雨明けしたとみられる」とのニュースが聞かれるようになりました。さて、「梅雨明け」は、どうやって決めているのでしょうか?

梅雨は、春から夏に移行する過程で、曇りや雨の多い天候です。そして梅雨明けは、晴れて暑い夏の天候に季節が変わる時期のことです。気象庁は現在までの天候経過と1週間先までの見通しをもとに、地方ごとに「梅雨明けしたとみられる」と発表しています。

なお、梅雨入り・梅雨明けは平均5日間程度の天候の移り変わりの期間があり、実際の天候経過を考慮して確定値は秋に発表されています。

梅雨明け後は、日本各地で本格的な夏になります。

去年と同じようにマスクをつけたまま迎える夏。猛暑日が続く恐れがあるため、これまで以上に熱中症への警戒が必要です。また、熱帯夜のように最低気温が下がらない日があり、夜であっても万全な熱中症対策が求められます。

職場における熱中症の発生数は減っていない

2020年の職場における熱中症の発生状況を見ると、死亡を含む休業4日以上の死傷者 959名、うち死亡者は 22名でした。これは2020年に限ったことではなく、残念ながら毎年、職場での熱中症が原因で1,000名近い方が4日以上仕事を休み、20名以上の方が亡くなっているのです。

業種別にみると、死傷者数は建設業 215件、製造業 199件となっており、全体の4割以上がこの2つの業種で発生しています。死亡者数は、製造業、建設業、清掃・と畜業の順に多くなっています。

「休ませて様子を見ていたところ容態が急変した」、「倒れているところを発見された」といった、救急搬送が遅れた事例も含まれているそうです。熱中症の怖いところは急激に重症化して、処置が手遅れとなって命を落とす危険性が高いことです。「このくらいなら大丈夫だろう」という油断はもちろんいけませんが、しっかりと職場での熱中症予防対策を講ずることが大切です。

職場の熱中症予防対策でやるべきこと

熱中症とは何か

熱中症が起こるのは、炎天下での屋外作業だけに限りません。屋内の作業場や倉庫などでも気温・湿度が高く、風の通りが悪いと熱中症のリスクがあります。屋外でも屋内でも高温多湿な環境での作業は、体内の水分・塩分バランスが崩れてしまい、体温調節機能がうまく働かなくなり、熱中症になることがあります。

熱中症とは、熱によって起こるさまざまなからだの不調の総称です。気温も湿度も高い場合、汗が蒸発せず体温調節ができない状態になり、熱が体内にたまります。この熱によって体温調節機能が乱れたり、体内の水分量・塩分量のバランスが崩れたりすることで、熱中症が起こります。

それでは、職場の熱中症予防対策として、何をするべきでしょうか?

1. WBGT値(暑さ指数)の把握と評価

職場の熱中症対策では、暑さ指数(WBGT)を把握し、熱中症発症の危険度を知ることが大切です。

暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)とは、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。 WBGT値は労働環境や運動環境の指針として有効であると認められ、ISO等で国際的に規格化されています。

単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標です。

WBGT値は、現場ごとに異なります。輻射熱も考慮した黒球付きのWBGT測定器でWBGT値を実測しましょう。

評価するときは、作業強度により物差しとなるWBGT基準値を正しく選定しましょう。実測値がWBGT基準値を超えるときは、熱を遮る遮へい物、簡易な屋根、通風・冷房の設備の設置や連続作業時間の短縮、作業場所の変更が必要です。

WBGT基準値を大幅に超える作業場所でやむを得ず作業を行わせる場合は、単独作業を控え、休憩時間を長めに設定しましょう。

2. 休憩場所の整備

近くに涼しい休憩場所や、日陰などで休める場所を設置しましょう。屋内や車内を休憩スペースとして利用するときは、コロナ禍のいまは換気にも気をつけてください。休憩スペースを広げたり休憩時間をずらすなど、ソーシャルディスタンスを心がけましょう。

また、からだを適度に冷やす氷や、水・おしぼりなどを用意しておきましょう。

3. こまめな水分・塩分の摂取

のどの渇きは、加齢や病気、身体の塩分不足のほかマスクで口が覆われることにより、感じにくくなることがあります。のどの渇きのような自覚症状に関わらず、作業強度に応じて、定期的にスポーツドリンクや経口補水液などの水分・塩分をとりましょう。

休憩場所に飲料水などを備え付けて、従業員・作業員が休憩のたびに利用できるようにしておくことも大切です。からだに必要な水分量や、塩分の必要性については、コチラの記事を参照してください。

また、トイレに行きにくいことを理由として従業員・作業員が水分の摂取を控えることがないよう、トイレに行きやすい職場環境を作りましょう。

4. 従業員の熱中症/高リスク者を把握し、病院を確認しておく

朝礼などの際に、従業員・作業員の体調を確認し、熱中症の発症リスクを確認しましょう。睡眠不足や二日酔いなどの体調不良者については作業内容や作業時間に配慮しましょう。

特に、作業開始前に高温多湿の環境に慣れていない人(新しく入職した人や、夏休みなどで4日以上の休みを取って復帰した人など)を確認し、熱や暑さに慣れ、環境に適応するための「暑熱順化」期間を設けることが必要です。7日以上かけて高温多湿の環境での作業時間を次第に長くするようにします。

また、持病のある従業員・作業員についてはの医師の意見に基づく就業上の措置を徹底しましょう。

万が一、熱中症を発症してしまったときに備えて、近隣の病院、診療所の情報を把握した上で、救急処置の手順を関係者に周知し、連絡網を作成しておくことも大切です。

5. 透湿性・通気性の良い服装や帽子を着用する

夏場は熱を保温してしまうような服や、熱を吸収しやすい服を避けて、通気性・透湿性の良い衣服)ユニフォーム・制服など)を着用しましょう。空調服などのファン付きウェアや、アイスベストのようなクールジャケット、日よけ用の帽子、冷却グッズなどを活用することがおすすめです。

また、直射日光の下で作業する場合は、通気性の良い帽子やヘルメットを準備しましょう。

コロナ禍においては猛暑の作業でもマスクの着用が求められます。従業員や作業員の顔色や体調がわかりにくくなってしまうため、こまめに声をかけ、熱中症の初期症状を見逃さないようにしましょう。

環境省の熱中症予防情報サイト

厚生労働省では職場における熱中症予防対策として「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を行っていますが、環境省では熱中症予防情報サイトを公開しています。

熱中症予防情報サイトでは、全国の暑さ指数(実況と予測)や、熱中症警戒アラートが確認できます。職場はもちろん、自宅のあるエリアの暑さ指数を確認できますので、ぜひ参考にしてください。

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